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東京都で三度目の緊急事態宣言、発令へ

東京都の『緑のタヌキ』おばさんが、政府に緊急事態宣言を要請する構えを見せている。今週、木曜に専門家会議で話し合い、早ければその日のうちに要請するとのこと。二度目の宣言が解除されたのが、先月21日。それからまだ1カ月である。先に要請を出した大阪府に触発されたかたち。東京オリンピックを開催するために、宣言を出すなら連休直前の今がタイムリミットだったという識者の声もある。

今回は飲食店への時短要請はもちろん、さらにカラオケ店や風俗店などの遊興施設に休業要請も出せるようにするとか。連休中に羽を伸ばしたい人もたくさんいるのに、今年もさびしいゴールデンウイークになってしまうかもしれない。

それにしても、またか・・である。
感染発覚者数増大⇒宣言発令⇒同減少⇒同解除の繰り返しで、ワクチンを待つばかり。いかにも無策。政府の自慰行為に見えてしまうのは気のせいか。感染拡大に歯止めをかけながら経済も動かす。もう1年以上もコロナ禍を過ごし、それを実現するためのスキルの蓄積はないのか。あるはずだ。無いのは、もしも失敗した時に責任を取る勇気じゃないのか。こんな問題提起をすれば命に関わる事と言う人もいるかもしれないが、今のやり方でお亡くなりになった方がたくさんいる。コロナだけじゃなく失職による自殺者や生活困窮者も少なくない。だから、同じやり方を繰り返してはならない。

これまで橋下徹さんらも発言していたように、お願いするだけの宣言では全く効果がなく、まずは飲食店事業者や利用客が感染拡大防止策をしっかり施すことが大事。そのために、対策しないお店や利用客から罰金を取ったっていいじゃないかと。しかし、そこまでやってない。時短や休業要請はそういうことをやってもダメな時に補償とセットで出すべきだと。同感である。

最近は電車内や店内でマスクをしない人を見かけなくなった。周囲からはたまに見かけるとも聞くが、私のように全く見かけない人もいる。さすがに、そういう人はかなり減った。
お店の対応はどうか? テレビでは、マスク着用、消毒作業、アクリル板、換気、ソーシャルディスタンスの確保等、しっかり対策を施しているお店ばかり紹介している。そりゃそうだ。やってないところは取材なんて受けない。行政の対策CMみたいなもの。
現実はやってないお店のほうが多い。せいぜい、マスク着用とセルフの消毒ボトル設置くらい。それなのに、コロナ前と変わらぬ、いや、時短営業のせいで超密集している。もちろん、それを行政も把握している。居酒屋やレストランは見えるところにたくさんあるのだから。見て見ぬふりとしか思えない。すべてのお店をチェックするのが面倒くさいからか。しかし、それをやるのが行政の努めなんじゃないかって思う。楽してお願いするだけだから、こうなってしまう。対策しているお店からすれば極めて不公平なハナシ。不満も噴出している。

しっかりしたルールを作れば営業したいお店は対策する。昨年の今頃は、とかくパチンコ店がやり玉に上がることが多かったが、営業を続けたホールからクラスターは発生しなかった。私は休みの日に遊技することがあるが、パチンコ店は出入口にモニター検温器を設置、高性能の空調換気設備を稼働させ、遊技台の消毒作業も客が入れ替わる度に行う徹底ぶり。加えて暑さ寒さも関係なく、窓や出入口ドアの定期開放も行っていた。ソーシャルディスタンス確保は1台以上おき。まぁ、それに関しては客が飛んでたので自然と空き台が目立っていたが。

風俗店だって同じ。ルールを作って、きちんと守ってもらえば良い。たとえば飲食店の対策に加えて、業種によっては出来ないサービスがあっても仕方ない。その分、お代を安くする。今だけなんだから利用客だって理解してくれる。そして、それさえも笑って思い出す日が来る。

むやみやたらに休業要請を出しても悪質店が暗躍するだけ。事実、新宿・歌舞伎町等では客引きやキャッチの女が、コロナ前に比べて目立つ。優良店が自粛すれば、彼らの餌食になる風俗客が増えるのだ。

ワクチン普及や医療体制確保等、コロナ禍を乗り切るために最もやらなければならないことが遅々として進まない。国外メディアからは日本の政治力の弱さを指摘されている。

誰が言ったか、『馬鹿な大将、敵より怖い』

そうならないことを願うばかり。

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日本全国の風俗店を紹介するポータルサイトを運営しております。ここではプロデューサー・ぴんくマンと部下のぶるーマンが、仕事とプライベート両面で業界にタッチして得た出来事、感想などをお伝えします。たまに、愉快な仲間たちも参戦予定。不定期更新。

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