【穴一途】競馬予想～皐月賞G1～
- 2021/04/16
- 15:00
先週の桜花賞は好天に恵まれ、驚異的なレコードタイムで白毛のソダシが優勝。その感動冷めやらぬまま迎えるのが、今週日曜、中山競馬場で開催される3歳牡馬クラシック第一弾・皐月賞G1だ。現時点の同地の天気予報は土曜朝から日曜明け方にかけて降雨。日曜は朝から晴れ予報だが、2カ月開催最終日で馬場は疲弊しており、たとえ良馬場でも力の要る馬場になる。桜のようなレコ決着にはならないし、時計がかかる分、紛れもありそう。
桜回顧でも触れたが、今年の皐月は混とんメンバー。2歳G1ホープフルS優勝ダノンザキッドは前哨戦・弥生賞3着。その勝ち馬はホープフル4着だった。2歳G1朝日FS優勝馬不在。その2着馬ステラヴェローチェは次走の共同通信杯5着。スプリングSは降雨の重馬場。きさらぎ賞は中京二千に変更された。。等など、まぁ、実力比較が難しい要素満載！ 予想する上で、軸足をどこにおくかがカギとなる。
まず、上位人気を予想すると、
①人気ダノンザキッド ②人気エフフォーリア ③人気アドマイヤハダル
無敗3戦3勝エフフォが①人気になるかもしれないが、鞍上の腕も考慮してこの見立て。いずれにせよ、こういう時は端から穴狙い。これらは軸馬から外し、この馬で勝負！
こいつを買う以上、前走の共同通信杯5着の敗因を語らねばなるまい。答えは明白。超スローの上がり勝負では位置取りが後ろ過ぎて、仕掛けも遅すぎた。ましてや、斤量も他馬より1㌔背負わされる不利。東京は直線が長いのに直線入口で白旗ムード。力負けではなく、負けるべくして負けた。
今回、鞍上スイッチ⇒吉田隼人。須貝厩舎。ノーザンファーム。。同騎手×同厩舎×ノーザンFとくれば先週の桜Vソダシと同じ。しかも、馬主こそ異なるが、ともに個人馬主である。
隼人は今年、関東リーディング快走中と乗れている。実戦でステラに乗るのは初めてだが、ソダシとともに2歳時から調教をつけていたという。陣営の頭には『代打・隼人』の策が、早くからあったか。前任のヘグリだけが、乗り替わりの理由ではなさそう。このテン乗りはプラスに捉える。
前走を除けば実績上位の同馬。良馬場のG1朝日FSは最速上がりで僅差2着。走破タイムは前週同舞台のソダシが勝った阪神JFより、コンマ7秒も速い。不良馬場のサウジRCも最速上がりで、後方から2着馬を3馬身ちぎって楽勝。血統はバゴ×ディープ配合。バゴと言えば、中長距離の女王クロノジェネシス。荒場馬も中山二千もどんと来い。
レースはハナを主張しそうなのが2頭、上位人気馬の中に先行馬が複数いるだけにタフなペースになりそうで、中団～後方から差す脚質もハマる。内枠に入ったので、ゲートには細心の注意を払ってもらいたい。出遅れて包まれる不利さえなければ勝機。ハヤト、もう一丁だ！
単・複③
他で穴っぽいのは、⑥ヨーホーレイクと⑭アサマノイタズラ。ヨーホーはホープフル3着、きさらぎ賞2着。二千戦で後方から差す競馬が板についている。弥生賞馬カミノタサハラの全弟で、血統からもこの舞台はビンゴ。アサマは中山スプリングS2着が勝ちに等しい好内容。皐月賞馬ヴィクトワールピサ産駒で、やはり舞台適性が高そうだ。このあたりが複勝圏に入ってくれるとワイド好配当や三連高配当が見込める。
それでは日曜、グッドラック！! （ぴんくマン）
