【穴一途】競馬予想~天皇賞(春)G1~
- 2021/04/30
- 15:25
今週火曜のプロ野球、巨人対ヤクルト戦は凄かった。巨人が21安打放ち、主砲カズマの4安打5打点、とどめの一発もあり、14-11の乱打戦を制した。最終回裏、ヤクルトが3得点を挙げて追い上げたのも見ごたえがあった。海の向こうでオオタニサンが八面六臂の活躍を見せたため、その陰に隠れた感もあるが、こういう“大花火大会”こそ、スタジアムで観戦したい!
阪神変更を考慮しなければ、ワールドプレミアが最有力か。菊花賞勝ち馬で有馬3着もある。今回は叩き2戦目で勝負の鞍だろう。ここから入るとすれば“無冠の女帝”カレンブーケドールも侮れない。樫とJCで2着あり、昨年有馬はワールドと同着の5着。こちらも叩き2戦目。ただし、ともに阪神の長距離実績がない。ハイレベルな長距離戦に加え、阪神長距離の実績も重視し、この馬に穴一途!
G1は菊花賞3着が最高、入着5回の善戦マン。堅実だが、2着が無い分、カレンブーケにも見劣る。今年6歳で悲願のG1タイトル奪取に残された時間はそう長くないだろう。そんな折、今年最初のG1参戦でビッグチャンスが訪れた。
これまで長距離戦の目の上のタンコブはフィエールマン。昨年の春天では切れ負けて4着。京都良馬場は軽いため、終い切れないと勝ちきれない。ならば東京JCか中山有馬だが、そこにはクロノジェネシスやコントレイル、デアリングタクトらがいる。それらが不在で、菊2着アリストテレスは前走、休み明けでもないのに意外な大敗を喫した。そこで浮上するのが同馬というワケ。
何といっても阪神変更で最大の恩恵を受けそうだ。春天の前哨戦G2阪神大は昨年V、今年2着。この舞台はベスト。血統的にも父キンカメ×母父ダンス配合で、父の産駒はオールマイティ、母父は菊花賞馬という長距離砲。G1を勝つならここしかない!
単・複⑦
三連はユーキャンを負かした⑫ディープボンド、前述①ワールドプレミアらはマークするとして、穴っぽいところでは⑧ディバインフォース。まだ3勝クラスで格は二枚落ち。だが、今回は確固たる逃げ馬に、人気の先行馬が複数スタンバイ。中盤以降、ペースは厳しくなりそう。ならば、阪神長距離適性があり、追込鋭い同馬に展開が向きそうだ。鞍上は“平成の盾男”“天才”武豊。のるかそるかの一発勝負には、これ以上ない相棒といえる。
他では⑮オセアグレイトが気になる。今回、阪神はもとより初の関西遠征がどうか。中山ステイヤーズSを勝っているので舞台適性は高そうだ。鞍上ヨコテンは過去、⑩人気イングランディ―レで圧勝したことがあり武豊同様、頼りになる男だ。